2003年12月29日月曜日

冬のお便り


冬のお便り
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余丁町散人

今年は世界でいろんなことがあった一年でした。実にアホなイラク戦争は言わずもがなだけれど、ドルがこれだけ安くなったのは予想外だった。ブッシュはヨーロッパに意地悪するだろうからユーロは高くなるだろうとは予想していたのだけれど、さらに円高とは参った。そこまでなりふり構わないとは思わなかったのだ。小泉さんもこれではなんのためにあれだけおべっか使ったのかと言うこと。

まあドルベースで考えたら幾分お金持ちになったわけだから、文句は言うまい。日本株も少しは上がったし、悪いことばかりではない。

新年はどういう財務戦略で行くか、思案のしどころだな。

散人のもう一匹の猫

blog (weblog) に凝る

6月から blog を始めました。これ結構面白い。言いたいことを散々書き散らしています。「云ひたきことを云はぬは腹ふくるるわざなれば」、書いて発信する方がストレスは溜まりません。最近目立つのが「悪口」。我ながら意地悪爺さんだと思う。でも面白いよ。

ホームページにいくら書いてもほとんど読んでくれる人は居なかったんだけれど、blog にしてから読んでくれる人が増えました。一日平均で1000件以上のアクセス(ページビュー)です。うれしいな。読んでくれる人が居られれば、悪口の書きがいがあるというもの。散人に憎まれている方々、ご用心ご用心。

それから去年の11月から始めたルモンド紙の翻訳(抄訳)ですが、三日坊主の散人としてはめずらしく、一年以上続いています。フランス語の勉強のために始めたものですが、おかげで相当読む方は楽になってきました。今般、このルモンド翻訳のサイトが Yahoo に登録されました。カテゴリーはなんと「国際ニュース」。ロイター等と並んで小生の Le Monde Clippings というサイトが掲載されています。遊びでやっている旦那芸にしては立派なものでしょう? 自慢させてください。

家族と猫
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大学でてからしばらく行く道を模索していた長男の暁ですが、いよいよ今年からグラフィックデザイナーのプロとして月給をもらう身になりました。親としてうれしい限りです。勤務時間がとても不規則で、時々徹夜作業なんかやっているのがちょっと気がかりですが、若いから大丈夫なのでしょう。

パリでひとり暮らしをしていたアニーのお母さんも夏から老人ホームにはいることになりました。とてもいいところで友人夫妻と一緒のホームであり、本人は喜んでいるようです。でもそんなこともあり、家内は向こうで過ごすことが多くなりました。まあ一人娘だもんね。

猫(ピカチュウ)は相変わらずです。昼寝をしているか庭で遊んでいるかどちらか。ああいう身分は羨ましい。猫が主人に似たのかも知れない。

庭のカキは鳥たちに全部食べ尽くされ、いまはヒメリンゴのみが残るだけ。ヒヨドリがつついています。そのヒヨドリに冬の静かな日がさしています。

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